零シリーズは和風っぽい雰囲気のストーリーと
オリジナリティの高いゲーム性、これらが
うまくマッチしたアクションホラーゲームの
傑作だとおもうんですが、知名度と人気は
いまいちだったりします。

いままでホラーゲームというジャンルを
プレイしたことがなかったんで、どんなものか
ちょっとやってみようという気持ちでプレイしたのが
このゲームでした。

なにか出てきたときの怖さよりもいかにもなにかが
出てきそうな雰囲気が怖いのなんの・・・。
部屋を暗くしてプレイするのがオススメ。

このゲームにハマったのは怖さ云々よりも
そのストーリーに魅力を感じたのが
かなり大きかったんじゃないかとおもいます。

予備知識なしでプレイしたため、最初は
次々に展開していくストーリーがどういうことなのか
まったくわからなくて、謎があきらかにされていくに
つれて、「ああ、そういうことだったのか!!」と。

月蝕をクリアした後に初代zeroや赤い蝶などの
他の零シリーズにも手を出したんですがも
どの作品も根本的なストーリーが似通っているんで
話の展開が読めてしまうのがすごく残念でした。

初代zeroは零シリーズの原点であるにも
関わらず、基本的な部分はすでに完成されていると
いってもいいぐらいの出来栄え。
高い難易度のために常に戦闘は緊張を強いられるため
だらけたプレイを許してくれません(笑
根気がない人はクリアできないかも。
他のシリーズよりもいちばんゲームらしさを
感じる作品だとおもいます。

赤い蝶は初代に比べると戦闘的にかなりヌルいです。
シリーズ中、もっとも評価が高い作品らしいんですが
個人的には期待しすぎたせいかストーリー的に
それほどすごいとはおもいませんでした。
ただし、最後の終わり方はよかったです。
あえてこういう展開にしたことで余韻の残る
印象的なものになったとおもいます。
オープニングの音楽やエンディングの曲は
初代や月蝕よりも好きです。


それにしてもこのシリーズ
もっと売れてもいいような気が
するんですけどねー。

販売戦略が弱かったんでしょうか。

キャラだけみるとギャルゲーっぽくもあるし
そのあたりも誤解される要因なのかも。